筆談の詩人・神原康弥デビュー作「コウヤのロマン さくさくさく」 1000冊完売!

神原康弥くんは、今年20歳になりました。

彼は、2歳のときに脳症という病気になり、体を自由に動かせることができなくなりました。

言葉も出ません。

医師からは、この子には意志も言葉もないと告げられました。

しかし、ママはそんなことはないと信じ、

彼に文字を書く練習をさせました。

あるとき、彼の手にかすかに力が入るのを感じました。

文字を書こうとしているのだと直感したママは、

彼のわずかな力を読み取ろうとがんばりました。

小学校へ入るころ、彼はママを通して、筆談という形で言葉を発することができるようになりました。

小学校3年生から詩を書き始めました。

たくさんの詩を書きためることができました。

その一部を、本書では紹介しています。

感動の詩集です。

 

ひとつだけ紹介しておきます。

 

もうすぐクリスマスです

ぼくはサンタにほしいものをたのみたいです
ママしていいでしょうか

サンタさん

ぼくにあるける足をください

ぼくにつかえる手をください

ぼくにしゃべれる口をください

力をください

力のある人間になりたいです

ゆめです

ください

のこりの人生をおもいきり動いてみたいです

      (平成1512月)